理事長挨拶

　塩釜電気工事業協同組合は、塩竈・多賀城・利府・松島・七ヶ浜の２市３町に加え、南は４号バイパスまでの仙台市東部地区の一部、北は東松島市野蒜まで、西は富谷市・大和町と広域をテリトリーとしております。全日電工連という全国組織の傘下にあり、現在６３社の組合員が加盟し、県内では仙台に次ぐ２番目の規模で、今年で創立６７年になります。

　現在の主な活動として、一般の方々からのコンセント増設やアンペア変更などのお問い合わせに応じ、広い地域性を生かし、ご近所の組合員をご紹介するなどの対応をしております。一方で組合員に対しては、技能訓練や講習会、安全パトロール実施の他、ヘルメットなどの安全保護具の法定耐圧試験や、計測機器の法定校正試験、電気関連事業法の改正や最新技術・工具についての情報提供も行っております。それ以外にも、青年部の活動として、若手の後継者育成を目的に工業高校へ出向いての出前授業や、高所作業車を使用した鹽竈神社様においての「しめ縄交換」の奉仕活動なども積極的に行っております。

　今後に向けては、コロナ禍の影響もありテレワークやオンライン授業など、学校や家庭でも情報インフラがますます重要になっている中、私たちの仕事も今までの生活インフラとしての電気だけでは済まなくなり、その融合といった部分への対応が求められています。また、太陽光で発電した電気も単に売電するだけではなく、蓄電設備を設け夜間にも使用する電気の自給自足システムなど、一般住宅の環境も急激に進化しております。当組合としては、組合員がより早く対応できるよう正しくタイムリーな情報発信を行い、組合員はエンドユーザーに対して質の高い提案や施工ができるように努めていきます。

　最後になりますが、前述通りの活動を通して、当組合員は安全な技術と定期的に点検した工具、長年の経験と最新の知識で、ご家庭や会社での電気に関する大小様々なお悩み（問題）にお応え致します。どうぞお気軽に当組合へご相談下さい。